発電機用燃料タンク・燃料システム

ほぼすべての発電機の引き合いで、燃料について最初に確認する点が二つあります。燃料を補給せずにどれだけの時間運転しなければならないか、そして燃料をどこに保管できるかです。その答えによって、燃料を発電機セット下のベースタンクに置くのか、主燃料タンクから供給される燃料小出槽に置くのか、あるいは両方を使うのかが決まります。

ベースタンクか、燃料小出槽か

ベースタンクは、発電機パッケージのベースフレームを燃料タンクとして利用するものです。追加の設置スペースを必要とせず、連続運転時間が中程度のコンテナ型・屋外型発電機セットに適しています。燃料小出槽(デイタンク)はエンジンの近くに運転用の燃料を確保し、移送ポンプで主タンクから補給されます。主燃料の貯蔵量が多い場合や、貯蔵場所が離れている場合に一般的な構成です。

いずれもプロジェクトの容量と構造荷重に合わせて製作し、液面計・液面スイッチ、給油口・通気口、オーバーフロー防止、ドレン、漏えい検知を備えることができます。

貯蔵した軽油は清浄なままでは保たれません

めったに空にならない非常用タンクでは、結露した水が底に溜まり、水と燃料の境界で微生物が繁殖します。微生物が残すスラッジはフィルターを詰まらせ、それはたいてい最も困るタイミングで起こります。燃料ポリッシングシステムは、発電機とは独立してタンク内の燃料を多段ろ過と水分離に循環させ、燃料をより長く使用可能な状態に保ちます。

潤滑油

長時間運転するエンジンでは、潤滑油供給システムが潤滑油の貯蔵、ろ過、移送を行い、エンジンに必要な圧力と流量を維持します。これにより、油の取り扱いで運転が中断されることはありません。

AXONが供給する機器

  • ベースタンク
  • 移送ポンプ付き燃料小出槽
  • 燃料ポリッシングシステム
  • 潤滑油供給システム
  • 液面・漏えい・オーバーフローの監視
  • AXONコンテナへの組み込み、または単独での設置

お問い合わせの際にお送りいただきたい情報

  • 想定負荷でのエンジン燃料消費量
  • 必要な連続運転時間(時間単位)
  • 主燃料の貯蔵場所と、発電機セットからの距離
  • 燃料:軽油またはHVO
  • 二重殻タンクと防液堤に関する現地の規則
  • 発電機コントローラーまたはBMSで必要な信号

よくあるご質問

ベースタンクの容量はどのくらい必要ですか?

想定負荷での燃料消費量と、プロジェクトで求められる連続運転時間から、発電機セットの設置面積の範囲内で決まります。両方をお送りいただければ、当社で容量を算定します。

タンクはHVOにも使用できますか?

引き合いの段階で燃料の種類をお知らせください。材料、シール、ろ過はその燃料に合わせて選定します。

一度も使っていない燃料を、なぜポリッシングするのですか?

使われない燃料こそ劣化するからです。何か月も満タンのまま置かれたタンクでは水分と微生物による汚染が進み、汚染された燃料で始動した発電機は運転を継続できないおそれがあります。

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