発電機のお問い合わせでは、燃料側で必ず同じ質問に行き着きます。燃料はどこに置くのか。発電機セットの下のベースタンクか、それとも脇に置き、大容量貯蔵タンクから補給する燃料小出槽(デイタンク)か。答えが好みの問題であることはまずありません。決め手は四つあり、通常は発電機セットを選ぶ前から分かっています。
何時間運転するか
第一は連続運転時間、すなわち燃料補給なしで発電機セットが運転しなければならない時間です。数時間の停電をカバーする非常用発電機セットなら、その分の燃料を自身の下に積むことができます。常用の発電機セットや、設計基準によって全負荷で一日以上の運転を義務付けられた非常用発電機セットではそうはいきません。整備可能なフレームにその容量は収まらないからです。その場合、ベースタンクは運転用の備蓄を保持し、移送システムを備えた大容量貯蔵タンクが連続運転時間分の燃料を受け持ちます。
発電機セットの設置場所
屋外やコンテナ内では、ベースタンクが自然な選択です。燃料室も、別の基礎も、タンクとエンジンの間の配管も不要です。発電機セットは一つのパッケージとして到着し、その場で給油されます。発電機室では事情が変わります。多くの国の消防法規は建屋内に貯蔵できる燃料量を制限しており、その上限はベースタンクの容量を下回ることがよくあります。その場合、エンジン近くの小型の燃料小出槽と屋外の大容量貯蔵タンクという構成が、当局に認められる配置となります。
燃料の搬入方法
タンクローリーから機械の位置で給油される発電機セットには、セットに給油口があり、一回分の搬入量をオーバーフローせずに受け入れられるタンクが必要です。高液面スイッチと通気口を備えたベースタンクはそれを満たします。集中貯蔵設備から補給される発電機セットには、移送ポンプ、戻り管、そしてタンクを二つの液面の間に保つコントローラーが必要です。燃料小出槽はその考え方で作られており、ベースタンクも同じ方法で補給でき、複数台のプラントでは実際にそうすることが多くあります。
複数台の場合
発電機セットが1台ならタンクも一つです。4台や8台になると、各セットが専用の備蓄を持つのか、全体で一つを共有するのかが問題になります。個別のベースタンクは各セットの独立性を保ち、防火区画を単純にします。共用の燃料小出槽システムはタンクの数を減らしますが、ポンプ、弁、そして燃料を正しいエンジンへ送り続ける制御が加わります。冗長性要件のあるデータセンターの設計では通常、共用システムの保守中も各セットが自身のタンクで運転できることが求められます。
何が問題になるか
当社が目にする間違いは、どちらの構成でも同じです。公称容量として提示された容量が有効容量として読まれ、連続運転時間が終わる何時間も前に発電機セットが停止する。水平でない状態のタンクが誤った燃料液面を示す。タンクローリーが届かない場所に給油口が置かれる。ドレンを開けることもポリッシングシステムを付けることもなく何年も置かれた燃料で、最初の本当の停電がフィルター詰まりから始まる。いずれもタンクの種類の問題ではなく、すべて仕様の問題です。
AXON Technicは、あらゆるメーカーの発電機セット向けに、ベースタンク、燃料小出槽、燃料ポリッシングシステムを、コンテナパッケージの一部として、または単体で供給しています。お問い合わせの際にお送りいただきたい情報は、燃料システムガイドにまとめています。